損得が人の行動を行う時の
選択基準で有る事は間違いないです。
ただ、
人は集団の中で生きています。
一人ひとりが損得だけで
行動し続けると集団は崩壊します。
地球上の多くの生物の中で、
人間社会が栄えてきたのは、
その他の強い動物たちに立ち向かうために
「集団」で生きる事をしてきたからです。
ですから、
集団の中で行動する為の原理が大切になります。
社会集団でうまく生きていくためには、
また、社会集団そのものを存続させていくためには、
それぞれの個が得る利益が公平にならなくては
人間関係がうまくいかなくなります。
公平といっても、
一概に全ての人が同じ利益を得ることでは無く、
多く働いた人は多くの利益をもらうべきだし、
楽をして働かなかった人はそれ相応。
そういう事だと考えます。
「公平性原理」と言われますが、
長期的には得を得る為に、
お互いに協力し合うと言う事ですね。