主婦が未経験からプログラミングを独学でマイペースに学ぶ方法!家事+子育て+学習は大変だからこそマイペースは大切ですね。

プログラミングのスキルはプログラマやWebデザイナーなどの仕事で活かせます。プログラマやWebデザイナーは在宅でもできる仕事で、子育てに、家事にと、とても忙しい主婦にとって、時間や場所に縛られずに効率よく働くことがでる職業です。学んでみることは未来に明るい希望がもてることではないでしょうか?

 参考:フリーランスとしての働き方を手に入れて、子育てとの両立を目指したい。

とはいえ、主婦がいきなりプログラマになるためのプログラミングのスキルを学ぼうと思っても、どこで? どのようにして学べばいいのか?わかりません。 そのうえ、どのようなものかもわからないスキルに対して、自分にできるのか? 不安以外のなにものでも無いでしょう。

 参考:子育てと仕事の両立を考えている方へプログラミングとは何なのか?

色々な学び方があるプログラミング。とても多忙でストレスも多い主婦というお仕事を持ちながらだからこそ、独学で学びたいとの思いは強くなると思います。そんな主婦がプログラミングを独学で学ぶことについて考えたいと思います。

主婦がプログラミングを学ぶメリット

プログラマやWebデザイナーのような仕事で活かすことができるプログラミングのスキル。主婦がこのプログラミングを学ぶ方達は多くいます。そのメリットとは。

需要が高いエンジニア

まず前提として、主婦という条件に関わらず、エンジニアの需要がとても高まっているということです。社会や企業では、デジタル技術を活用してビジネスや組織の運営を変革し、競争力を高める取り組みが行われています。現代のビジネス環境が急速に変化し、テクノロジーが企業や組織にとって不可欠な要素となっているからです。
これらの取り組みを推進するためにはエンジニアが重要な役割を果たし、エンジニアの需要は今後も高まると予想されています。

  参考:システムエンジニアのキャリアプランのまとめ! 2030年IT人材不足を見据えた将来性を考えよう

資格が不要

Webアプリなどを製作するためのプログラミングのスキルを有していれば、プログラマとして仕事をするにあたって、難しい資格をする必要がないのはハードルが低くなります。資格を有しているということよりも、現場での積み重ねた経験から実務でどのようなことができるのかが重視されます。

主婦がプログラミングを仕事とするメリット

フリーランスや在宅ワーク

家事や子育てに決まった時間はありません。そして、ここまですればいいという決まりもありません。だからこそ、とても忙しい日常になります。そのうえ、何らかの仕事に従事していると拘束時間が発生して、限られた時間での家事や子育てをせざるをえません。
プログラミングのスキルでプログラマとしてのお仕事をすることで、フリーランスで時間に縛られず、好きな場所で好きなタイミングで仕事ができるようになります。また、プログラマとして企業に就業したとしても、在宅ワークでお仕事ができることもあります。
子どもとの時間を大切にしながらも、自由度が高くお仕事ができることはとても大きなメリットになります。

 参考:フリーランスとしての働き方を手に入れて、子育てとの両立を目指したい。

やりがいと充実感

自分が製作したものが動く感動、自分が製作したアプリが動いて、利用されている喜びを直接的に感じることが出来て、仕事に対してのやりがいや満足感、充実感を得ることができます。

主婦がプログラミングを独学するメリット

時間の制約がない

独学であるので、家事や子育ての合間の時間を使って、効果的に学習することができます。時間を作るのは自分しだいで、少しの時間をつなぎ合わせても、まずは継続することで成果につながります。

独学でも稼ぐことができる

先に紹介したように、特別な資格が必要なわけではありません。独学であってもスキルを身に付けて、しっかり稼ぐことができます。プログラミングの仕事は専門スキルの分野であり、また需要も高いので、比較的高単価のお仕事です。さらにスキルを磨き、経験を積むことでさらに高収入を見込むこともできます。

独学だから安く学ぶことができる

ネット上に転がっている多くの情報を参考にしたり、安価な学習サイト等を利用したり、専門書を読んでみたりすることで、安価に学ぶことができます。

主婦がプログラミングを学ぶおすすめの言語

独学でのメリットが有って、学びたいと思っても、何を学べばいいのかわかりません。特に初心者となると、書籍にしても、学習サイトにしても、横文字やアルファベットで表示されているものが、どういったものなのか理解できないと思います。
そこで、初心者がどのようなことを学び始めればいいのかについてまとめたいと思います。

主なエンジニアの職種

フロントエンドエンジニア
利用者が直接触れるWebサイトやアプリの開発を担当します。HTML、CSS、JavaScriptを使用して、見た目やユーザーインターフェースを構築します。(※ユーザーインターフェース:コンピューターシステムと対話するための画面、ボタン、メニューなどの要素を指します。)

バックエンドエンジニア
サーバーサイドの処理やデータベース管理など、システムの裏側を担当します。Python、Java、Node.jsなどの言語を使用して、サーバーサイドのロジックを実装します。(※サーバーサイド:情報を保存しておく場所であり、私たちがインターネットを通じて情報を取得する際に重要な役割を果たしています。)

データエンジニア
データの収集、処理、分析を担当します。データベースやビッグデータ技術、機械学習などを使用します。データを使って問題を見つけ、改善策を考えることで、より良い結果を得るためのアプローチをして開発します。

ソフトウェアテスター
プログラムやシステムの品質を確認する役割です。テストケースの作成やバグの報告、品質管理のプロセスを担当します。(※バグ:コンピューターやソフトウェアにおいて起こる問題やエラーのことです。具体的には、プログラムが予期しない動作をしたり、正しく動かなかったりすることを指します。)

セキュリティエンジニア
システムやデータのセキュリティを管理します。セキュリティ対策の設計、監視、脆弱性の対応などを行います。(※セキュリティ:大切なものを守るためのしくみや対策のことです。情報やプライバシーを守るために必要です。自分のコンピューターやデータも、しっかりとセキュリティを守ることが大切です。)

クラウドエンジニア
クラウドプラットフォームの構築や運用を担当します。AWS、Azure、Google Cloud Platformなどのクラウドサービスを利用して、たくさんの人が同時に利用しても問題なく動作し続ける、しっかりとした設計がされたシステムを構築します。(※クラウドプラットフォーム:インターネットを通じてコンピューターやデータを利用するための便利な場所やサービスのことです。)

モバイルアプリ開発エンジニア
スマートフォンやタブレット向けのアプリを開発します。iOSやAndroidのプログラミング言語を使用して、モバイルプラットフォームに特化したアプリを制作します。(※モバイルプラットフォーム:スマートフォンやタブレットで使うアプリを動かすための土台や仕組みのことです。)

ゲーム開発エンジニア
コンピューターゲームの制作に携わります。UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンを使用して、ゲームのプログラミングやグラフィックスの開発を行います。(※ゲームエンジン:ゲームを作るための特別なソフトウェアやツールのことです。これを使うと、ゲーム開発者が簡単にゲームを作ったり、動かしたりすることができます。)

AIエンジニア
人工知能や機械学習の技術を活用して、問題解決や予測モデルの構築を行います。PythonやTensorFlowなどのツールを使用して、問題を解決したり、新しいものを作ったりする取り組みに参加します。(※AI:コンピューターやロボットに人間のような考える力や学習能力を持たせる技術です。)

インフラエンジニア
システムやネットワークの基盤を構築し、運用・管理を担当します。サーバー、ネットワーク機器、セキュリティ対策などの設計や運用業務を行います。(※ネットワーク:コンピューターやスマートフォンなどの機器がインターネットなどを通じてつながっている仕組みのことです。つまり、コンピューターや機器同士が情報をやり取りするための道や繋がりのことです。)

 参考:「システムジニア」「ITエンジニア」の違いとエンジニアの職種を詳しく解説!

初心者におすすめするエンジニアの職種

主なエンジニアの職種について見てきましたが、その中でも初心者におすすめするエンジニアを紹介します。

フロントエンドエンジニア
ウェブサイトやウェブアプリケーションの見た目や使いやすさを作る人です。例えば、カラフルなボタンやかっこいいアニメーションなど、ユーザーが楽しめる要素を作ります。
フロントエンドエンジニアはデザインやユーザー体験に関わる仕事をするため、創造性を発揮することができます。また、自分の作ったウェブページが実際に人々に使われることで、やりがいを感じることができます。

バックエンドエンジニア
ウェブサイトやウェブアプリケーションの裏側で動くシステムを作る人です。データの保存や処理、サーバーとのやり取りなどを担当します。
バックエンドエンジニアはシステムを効率的に動かすための仕組みを作るため、論理的思考や問題解決力を養うことができます。また、大規模なシステムを扱うことができるため、プロジェクトのスケール感を学ぶこともできます。

おすすめの言語

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニア向けのプログラミング言語について紹介します。

フロントエンドエンジニア向け

《JavaScript》
Web開発の基本言語であり、フロントエンドの機能を制御するために必要です。最も広く使われている言語であり、豊富なライブラリとフレームワークが利用できます。(※フレームワーク:プログラムを作るときに使う便利な道具やルールの集まりのことです。)

《HTML/CSS》
Webページの構造とページの見た目やデザインを定義するために必須です。JavaScriptと組み合わせて使うことで、動的なWebアプリケーションを作成できます。

《React》
コンポーネントベースのコンピューターやスマートフォンなどのデバイスで使われるユーザーインターフェース(UI)を作るための部品やツールの集まりです。使いやすく効率的なWebアプリケーションを構築できます。(※コンポーネントベース:大きなものを作るときに小さな部品を組み合わせて作る方法)

《Vue.js》
軽量で学習コストが低く、シンプルな構文を持つフレームワークであり、初心者にも扱いやすいです。

《TypeScript》
JavaScriptの静的型付けを可能にし、コードの品質管理や大規模プロジェクトの開発を支援します。AngularやReactと組み合わせて使われることが多いです。

バックエンドエンジニア向け

《Python》
シンプルな構文と豊富なライブラリ(Django、Flaskなど)があり、Webアプリケーションやデータ処理など幅広い用途に利用できます。

《Java》
堅牢性と拡張性が高く、大規模な企業システムやアプリケーションの開発に適しています。Spring Frameworkを使うことで効率的な開発が可能です。

《Node.js》
JavaScriptをサーバーサイドで実行することができ、フロントエンドエンジニアにも馴染みやすいです。非同期処理やスケーラビリティを考慮した開発が可能です。

《Ruby》
エレガントな構文と豊富なフレームワーク(Ruby on Rails)があり、Webアプリケーションの迅速な開発に適しています。

《PHP》
Web開発に広く使われており、WordPressなどのCMSから大規模なウェブアプリケーションまで対応できます。拡張性やコミュニティの大きさも魅力です。(※CMS:ウェブサイトを管理するための便利なツールであり、ページやコンテンツを簡単に追加したり編集したりすることができます。)

記載順と優先順位は無関係です。プロジェクトの要件や個々の好みによって選択する言語が異なることになります。

参考:システムジニアが覚えたいプログラミング言語ついて種類や特徴について紹介!

主婦がプログラミングを学ぶ不安

たくさんのメリットがあるの魅力的。しかし一方で、未経験の主婦がプログラミングを学習しようとするとどうしても不安を際に感じるのは自然でしょう。そんな不安には、どのようなことがあるでしょうか?

技術的な不安

初めてプログラミングを学ぶ場合、技術的な不安があります。プログラミング言語や開発ツールの使い方、コードの書き方など、専門用語が多くでてきてわからないことだらけ。自分が本当に理解できるのか不安を感じます。

学習時間と家庭とのバランス

主婦としての仕事があります。また、子育て世代には子どもとのコミュニケーションなども必要になり、家庭の責任と学習のバランスが取りにくいことが考えられます。学習時間をきちんと確保できるかどうかなどの不安を感じることがあります。そして子育て中の主婦は、子供の世話や家事に追われてさらに学習時間を確保するのが難しい状況があり不安になります。

未来への不安

プログラミングをマスターしても、実際に活かせる場や仕事があるのか、プログラミングを学ぶことで得られる将来のキャリアや可能性についても、不安を感じることがあります。

主婦がプログラミングを独学で学ぶ難しさ

そんな不安が多くある状況において、主婦がプログラミングを独学で学ぶことにはどんな難しさがあるのか考えてみましょう。

時間の制約

家事や、夫のサポート、子育て中の主婦は子供の世話やなど、家庭内で多くの仕事に時間を費やす必要があります。そのため、プログラミング学習に十分な時間を確保することが難しい場合があります。子供が小さくて常に見守りが必要な場合などは、特に時間を確保するのが難しい状況になります。

集中力の確保

子供が急に泣き出したり、家事で忙しくなったりするなど、家庭内の雑音があり、予期せぬ出来事が起こるなど、学習に集中力を保つことが難しいこともあります。

技術的な知識の不足

プログラミングは専門的な知識や技術が必要ですが、初心者の場合はその知識が不足していて当然です。基礎知識が不十分な状況において、学習の初期段階でつまずくことがあります。

学習環境

充分な学習環境が整っていないことも、学習を難しくする要因の一つです。例えば、十分なデスクスペースや快適な椅子、高速なインターネット接続などがないと、効率的な学習が難しくなります。そして、必要な教材が不明瞭であることも学習環境として不足を感じます。

モチベーションの維持

自身の学習に対するモチベーションを維持することが重要ですが、家庭の中で孤独に学習を続けることでモチベーションが低下することがあります。フィードバックや支援がないため、挫折感を感じやすくなります。

プログラミングスクールでの学び

独学でプログラミングを学ぶには、大きな不安がつきまといマインドセットの維持が難しかったり、時間や環境など、難しい面がたくさんあります。
そこで、時間的な余裕がない主婦が効果的に学ぶために、スクールを活用するという方法が考えられます。
特に、「技術的な知識不足」での不安や挫折にたいして、専門的な知識や、技術的な知識のサポートを受けることがきるのは大きなメリットです。
どのようなメリットがあるのか?もう少し具体的にみてみます。

準備された学習環境

プログラミングスクールでは専門的なカリキュラムや教材、そして指導者によるサポートが提供されます。これにより、効率的に学習を進めることができます。

集中的な学習時間

定期的な講座やワークショップなどが設定されています。また、学習期間が設定されているため、学習に集中する時間を計画的に確保したり、意識しやすくなります。また、オンラインスクールでは、学習時間は自身の都合に合わせて学ぶことができます。

フィードバックと指導

講師や指導者、他の学習者からのフィードバックや指導を受けることができます。自己学習の場合に比べて、間違いや誤解を早期に修正することがで、わからない知識を補うことができます。

実践的なプロジェクト

プログラミングスクールでは実践的なプロジェクトや課題が用意されることがあります。これにより、仕事を模擬的に体験することができて、学習した知識やスキルを実際に活用する機会が増えます。

学習モチベーションとコミュニケーション

プログミングのお仕事では、チームで仕事をすることもあります。他の学習者との交流やチームワークが促されることがあります。また、講師やスクール側からのサポートも受けられるため、学習モチベーションを維持しやすくなります。

プログラミングスクールでの課題

プログラミングスクールの学び、特にオンラインスクールにおいては、知識サポートなどが提供されていて、さらに、自身の都合にあわせて時間を設定して学習ができるなど、主婦が学ぶためにとても力強いサービスです。

その反面、コミュニティーでの学びが自身の価値観や性格に合わない、学びの速度が決められていることが大きな負担になるなど、その人によって、自己肯定感を大きく低下させて学びが継続できないこともあります。そういう方たちにとっては、やはり自学での学びが適切になります。

他者との比較

他のスクール生の学びの進み方や、理解力が気になり、自分は劣っているのではないか?向いていないのでは無いか?と思い、自信を無くしてしまう。

時間内に成果を出す

カリキュラムの内容に対する学習期間が決まっているため、本来の自分の進むべきスピードでは無く、無理な学習スタイルとなる。自分には合わない学習スピードで成果が求められるために焦りとプレッシャーがかかり、モチベーションが低下してしまう。

決まった成果

カリキュラムに対する、望ましい成果目標があり、自身が望むスキル以上のものが求められることにより、たどり着けない喪失感でマインドが低下してしまう。

独学で学習を継続するためには

人にはそれぞれその人に合った方法があります。スクールやオンラインスクールで学ぶ方が効果的な人にとっては、そちらを選択するのが良いでしょう。
そうではなくて、あくまでも自身のペースで学びたい人にとっては、他の受講生との関係性がない状況での学びをすることが最適です。

プログラミングを独学で学習するためのそれぞれの課題に対してサポートができるのであれば、独学でスキルを習得することも可能です。

・オンラインで自由な時間を使って知識学習ができる。
・目標設定を行い、学習の方向性を明確にして学習マインドを構築することができる。
・自分に合ったペース、望むペースと目標設定に対する学習計画をたてることができる。
・自己解決できない知識やスキルに対するサポートを受けることができる。
・実践的なプロジェクトができる。
・定期的な振り返りを行いスケジュールや方向性について確認し改善できる。
・学習マインドが低下しないようにフィードバックを受けることができる。

それぞれの条件を満たす具体的な手法を取り入れることが望ましいです。

以上ように、スクールでの学びがどうしても合わない主婦がプログラミングを独学で学習するためには、明確な目標設定を行い、適切な学習リソースを選択し、自分に合った着実な基礎学習、実践的なプロジェクト、そして定期的な振り返りと改善ができる環境をつくることが必要です。
何よりも、他者と比べることなく取り組みができることが必要であり重要です。

独学での学習のすすめかたのポイント

独学で学習を継続することが一番難しいことであります。継続するために必要な順序とポイントについてまとめたいと思います。

  1. 学習の目的を明確にする
    何のために学ぶのか?本当に自分自身は学びたいのか?について確認する。
  2. 目標を設定する
    いつどのような状態になっていればいいのか?を設定する。この時、自分の学びたいペースを意識することが重要
  3. 環境を作る
    パソコンやネットを使用するための環境はもちろんのこと、自身のマインドを維持するための環境もつくる必要があります。
  4. 基礎知識の習得
    プログラミング言語など、専門の基礎知識について学習します。
  5. プログラミングスキルについて理解する
    プログラミングスキルはコードや専門用語を覚えて、暗記できている事がスキルでは無いことを理解する
  6. 調べて整理する経験
    多くのコードを書いて、多くのエラーや不具合を出し、調べて整理して理解する経験を積む

継続できればスキルは身に付きます。挫折せずに継続する事です。それには、知識習得よりも学習方法やマインドセットが重要です。学習方法やマインドセットについてご相談下さい。

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