子育てと仕事の両立を考えている方へプログラミングとは何なのか?

『しっかり子どもと向き合えるような子育てができて仕事もできる。』そんな子育てと仕事の両立ができる働き方としてプログラマという働き方があるのは知っている。
でも、プログラマってどんなことをするの、何ができるとプログラマになれるの?そもそも私にできるの?そんな疑問を持っている、パパやママがいらっしゃるのではないでしょうか?
プログラマの仕事について知ってもらえれば、ご自身が目指す子育てを手に入れるための第一歩を踏み出せるかもしれません。プログラマの仕事、とりわけプログラミングについて紹介したいと思います。

コンピュータシステムについて

プログラマについて話すためには、まずコンピュータシステムについてお話ししておく必要があるでしょう。
コンピュータシステムとは、様々な形で私たちの日常生活やビジネスの中で使用されていて、知らずに触れていたり、知らずに利用しているものもあります。
コンピュータシステムは主にデータ処理や情報管理などの処理を実行するために設計されたシステムです。これらのシステムは、コンピュータや関連するハードウェア、ソフトウェア、及びネットワークで動作します。身近なところでは、スマートフォンで使うアプリや、パソコンで店舗情報を検索したり詳細を確認するのもコンピュータシステムです。どのような環境で機能することがあるのか詳細については、別に紹介したいと思います。

プログラマ

プログラミングの説明をする前に、プログラミングを仕事とするプログラマについて理解していきましょう。

プログラマとは

「コンピュータシステムについて」で説明してきた、さまざまなシステムやアプリケーションを開発するためにプログラムを作成するエンジニア職のことをいいます。 プログラマが作成するシステムやアプリケーションは、金融システムや物流システムといった企業向けのものだけでなく、テレビやスマートフォン、YouTubeやゲームなどのスマホアプリなど、個人向けのものも幅広く作られています。身のまわりのあらゆる場所でプログラムが活用されています。

プログラマの仕事とは

技術的なスキルや知識を活用してコンピュータシステムがコンピュータ上で動作するための仕組みを作成するのが、プログラマの仕事です。
言い換えるとコンピュータシステムというモノづくりをする仕事です。大工さんが家を作るように、料理人が料理をつくるように、そのコンピュータシステムを利用するユーザーがシステムを利用してニーズを満たすためのモノを作成します。
このコンピュータシステムがコンピュータ上で動く仕組みを作ることをプログラミングと言います。

コックさんや板前さんやシェフと呼ばれるような職業としてでなくとも家庭でも料理は出来ますし、DIYのように、大工さんでなくとも大工仕事は出来ます。プログラミングも同様に、知識と経験があれば、誰でもできます。
資格が無ければできない仕事では無く、他人が認めてくれるかどうかは別として、自分がプログラマだと言えばプログラマなんですね。
プログラマとしてのスキルや知識を明確にするための国家資格やコンピュータの仕組みやサービスを提供する企業の認定資格は有りますが、プロのプログラマとして必須の資格はありません。

 ITエンジニアの資格についてはこちらを参照してください。

プログラミング

プログラマの仕事について理解が進んだところで、プログラマがプログラムを作成するために行うプログラミングについて理解していきましょう。

プログラミングとは

コンピュータに対して命令を出すことです。コンピュータに命令を出すプログラミング言語を使ってプログラムを作成します。

プログラミングするとは

料理人は包丁で具材を切ったり、具材を焼いたり、炒めたり、そして美味しそうに見えるように盛り付けたりします。大工さんは、木を採寸したり、のこぎりで切ったり、削ったり、釘を打ち付けたりします。

では、プログラミングとは具体的にどのようなことをするのでしょうか?
プログラミングは、プログラミング言語を記述することが主な作業となります。ここでまた、プログラミング言語という意味不明な言葉が出てくるので困惑してしまうと思いますが、プログラム言語とは、コンピュータが理解できる言語です。
ブラジル人が理解できるのはポルトガル語だし、アルゼンチンではスペイン語、中国人は北京語や広東語なら誰でも理解できるでしょう。コンピュータもコンピュータが理解できる言語があり、その言語は多数開発されています。使用するコンピュータの種類や仕様、実現したい機能によってプログラミング言語を選択します。

 プログラミング言語の種類や特徴についてはこちらを参照してください。

コンピュータに動作して欲しいことにたいして指示を出します。その指示をプログラミング言語を使って、コンピュータの中に記述していくのがプログラミングです。
記述していくことでアプリやソフトと言ったコンピュータシステムが出来上がっていくので、料理や家や道具のように形として見えないので、イメージが持ちにくい側面はあると考えます。

-まとめ-

以上のように、プログラミングはプログラミング言語の知識と、記述する方法さえ習得すれば誰でもできます。現在では、プログラミング言語を学ぶ環境は、書籍やWEBコンテンツ、スクールと、とても多く、そして幅広くあります。独学でも通学でも学ぶことは可能です。
ただ、前にも書いたように、見えないものに対して論理的に仕組みを作っていくことに対して、うまくイメージが持てず、普段あまり習慣として持たない論理的な思考に対して抵抗感が生まれたりすることで、学習意欲や学習マインドが低下してしまい、自分にはとてもできる事では無いと思い、学び続けることを断念してしまうことが多くあります。
技術的なことよりも、プログラミングがしたい、プログラミングを仕事としたいという思いがあり、その思いに対して学習マインドが保たれるようなサポートが有れば、プログラミングの経験を積んで、考え方の習慣を身に付ければプログラマとして仕事ができるようになります。どのようなサポーターを選択するかが重要ですね。

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