息子と二人きり
お昼ご飯は、私がつくる事に。
妻からは、
「グラタン材料があるから、
それで、ドリアしたらいいよ」
「チーズもかけてね」
「OK!」
材料はソースと少しの具材が入ったレトルト。
ごはんに材料をかけて、
リーズをたっぷりのせて、
そして、グリルで焼きます。
子供の喜ぶ顔をイメージして、
たっぷりのごはんを入れて、
さあ、出来た!
ダイニングテーブルの真ん中に、
耐熱皿に入ったグラタンを置き、
それぞれの器にグラタンを取り分けました。
「いただきます!」
と、食べ始めます。
一旦、器の中を空にすると、
子供の手がピタッと止まりました。
「もう、いらんの?」
「具がないからもういらん。」
どうやら、苦手だったようです。
ショックでした。
子供の為に、喜ぶ顔をイメージしていたので、
そこがショックでした。
今までも何回も食事を作ったことは有ります。
でも、こんなに人の為に、
喜ぶ顔のイメージをしていたことは有りませんでした。
妻は、そしてどこの家庭のお母さんたちは、
毎日毎日、家族の喜ぶ顔をイメージしていると感じました。
もっと、もっと、そんな想いを
感じ取らなければいけないなぁ~!
と思いました。
自分がその立場にならなければ
わからない事は多く有ります。
いかにして相手の状況や
心の在り方を理解して受け入れるか?
どんな工夫をしていますか?
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