鎧が逝きました。
じっとして、全く動きません。
手に取っても、もちろん動きません。
悲しさと言うよりも、
寂しさでいっぱいに成りました。
息子もとっても切ない表情でした。
でも、しっかりと関われたことを
二人で確認しました。
カブト虫だから、
もちろん話もしないですが、
そこに居てる安心感を感じていました。
どうしてるかな?
おなか減っているかな?
全部食べたかな?
またひっくり返ってないかな?
そんな、存在を感じる事が出来ない事が寂しい。
生を受けてこの世に存在しているものは、
存在自体が全てで、大切なんですよね。
それ以上、何を望むのでしょうか?
生きているだけで大きな仕事をやってのけていませんか?