夕方、急に雨音が聞こえてきました。
そろそろ妻が自転車で帰ってくる時間やなぁ~。
と思っていた時なので、”あらっ、可愛そうに。”
と感じました。
私も2年前まで15年くらい自転車通勤していたので、
雨の自転車、それも寒くなってからは特に辛い、
という気持ちはわかります。
私も仕事が一段落したので、階下に降りたところ、
妻が帰って来ていました。
”最悪や!”
”これ、卒業式でも着ようと思っていたのに!”
”びちょびちょや!”
雰囲気も発する言葉も、機嫌悪さ200%です。
でも、この気持ちを受け入れてあげなければ。
発する愚痴は全て何も言わずに聴きます。
その後、郵便物を取り入れたところ、
私宛の郵便物に不思議なハガキがぶら下がっていました。
どうやら、郵便物の切手代金が不足しており、
”不足分を支払って下さい”という郵便局からのハガキ。
この郵便物、10日後に私が受信する人間ドックの
受診票、問診票、検査キット等が送られてきたもの。
でも、普通、郵便代金が不足していると、
発送元に戻されるとの認識。
ハガキには、
「迅速にお届けするためにまずはお届けしました。」
と書かれていました。
病院からの郵便物であるし、
”重要なものであればきっと受取人は困るだろう?”
”早く届けなければと考えてくれたんだなぁ~?”
と思いました。
妻に伝えたところ、
郵便局と配達員が
”面倒臭かったんと違うん!”
・・・なかなか聞きづらい嫌な言葉だなぁ~。
いつもはこんな事を言う人ではないのは
私が一番良くわかっています。
そこで、
”悪く考えると、どこまでも行くよなぁ~?”
と問いかけました。
そこから突然、刺々しさが無くなり、
表情も柔らかくなりました。
どんな人でも、
その時の感情の有り方で、
考え方や感じ方が変わると言う事を
またまた、実感しました。
そんな時、
どれだけ受け入れてあげられるか。
受け入れてもらえた人は、
きっと、こころが晴れます。
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