人は周りの人からの批判を受けると、落ち込んだり、傷ついたり、怖くなったりすることがあります。批判されるとはどういうことでしょうか?批判はいけないことなのでしょうか? 批判されることが怖くて何もできない、一歩を踏み出せない、そうなってしまうことのほうが恐れる事ではないでしょうか? 下記のような事例がありましたので、見てみましょう。
長友選手の頑張り
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選ホームでのサウジアラビア戦。伊藤純也選手の活躍は素晴らしかったです。
もう一人、
長友選手の頑張りには心動かされました。35歳の超ベテラン。前節の中国戦を終えて、猛烈な批判を浴びました。そんな中で、攻撃参加も、ディフェンスのカバーリングも、とても気を吐きました。
批判を受けると、気持ちが弱くなったり、怖くなったりと、メンタルが弱ってしまいます。
でも、
長友さんはこう言ってます。「たくさんの批判をいただいて、みなさんの批判が僕の心に火をつけてくれた。あらためて批判は自分にとってガソリンであり、必要なものなんだなと思った」と、
どうしてこのような強さを持てるのでしょうか?それは、長友選手が得たい事やしたい事が明確で、どうしてもそれを得たいという感情がとても強いからでしょう。
感情コントロール
人には感情があります。まずその感情に振り回されてしまいます。周りの人に何気に言われたひと言がとてもショックだと感じて、ひたすら悩み続けてしまう。 人が信用できなくなったり、人に対して恐怖心を抱いてしまうかもしれません。 そのことをずーと悩み続けてしまいます。
しかし、自分に対して言った人は言ったことすら覚えていない事もあるかも知れません。自分がこんなにも苦しんでいるのにです。
また、言った人は相手に対して、「力づけるために」や「変わって欲しい」という思いで言っている事もあるのでは無いでしょうか?
自分自身が誰かにアドバイスや注意するときのことを思い出してみませんか? 長友選手への批判にも、ファンからの思いが沢山詰まっていたのかもしれません。
これらの機会は、ひょっとすると自分自身を大きく変化させたり、成長させてくれるものではないでしょうか?
だからこそ、感情に振り回されずに、批判されて嫌な感情にを感じたときこそ、立ち止まって客観的に見れるようにコントロールしたいものです。
出来事には意味が無い
「人に批判された」ということについても、本当は意味が有りません。「批判された」と意味付けしているのは自分自身です。相手が自分のことを「評価」したように、言われたことについて「批判した」と評価しているのは自分です。
「言われた」と言う出来事には意味が無いのです。
落ち込んで辛いと感じて、何もできなくなったり、後ろ向きになるのも自由、良いアドバイスを貰えたと前向きになるのも自由、「なにくそ」と反骨心を出してやる気になるのも自由。
自分自身がどのように捉えるのか?でこれからの未来が変わってきます。
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まとめ
人に批判を受けた時、自分にとってマイナスな感情が溢れてくることでしょう。それは、批判されることは良くないことだとの自分自身の思い込みがそうさせるものです。批判が悪いことだ、良くない事だと考えているのは自分自身です。
その思い込みが悪いわけでも何でもありません。その思い込みが自分にとってマイナスの感情を生み出して、前進できない状況を作り、その状況から自分が変わりたいのであれば、その思い込みを手放してしまうことが必要です。
批判を批判として認識しているのも自分です。人に言われたことに対しての自分の捉え方を変える事で、マイナスでは無く、プラスのエネルギーに変える事も出来ます!
人に何かを言われる(言ってもらう)ということは、言ってくれている人が自分にエネルギーを向けてくれていると言う事です。エネルギーを受けた人のエネルギーは上がっていくんです。
答えは自分の中にあります。自分は変えることが出来ます。
批判に落ち込むのではなく、エネルギーに変えて、大きく前進しましょう!!
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